借金をしているという自覚

多重債務者の中には、「そんなに借金があることを自覚していなかった」という方が多く、驚きます。
最近はカードローンやキャッシングなどを利用して手軽にお金の借り入れをすることが可能です。
あまりに手軽にお金を借り入れることができるため、カードローンやキャッシングに『借金』という意識を持たない方が多いようです。
また、まるで銀行のATMから自分の預貯金を引き出す感覚に似ているため、そのことも『借金』の意識を薄れさせる原因の一つになっているのかもしれませんね。

 

住宅ローンや自動車ローンでは、必要書類を揃えて審査を行い、審査が下りて初めてお金の借り入れができるため、緊張感もありますし『借金』の実感があるでしょう。
しかしカードローンやキャッシングの場合は融資額もそれほど大きくなく数十万単位、必要書類は身分証明書と収入証明程度ですので、面倒も手間もほとんどありません。
また、申し込み当日に審査結果が分かる『即日融資』が売りとなっているため、急にお金が必要になった方にとっても「手軽に借り入れできる便利なもの」という感覚で借り入れすることができます。
さらに顔を見られることなく電話やインターネットで申し込むことができ、来店不要でお金の振り込みがされるのも利用者にとっては手軽で簡単ということになるのでしょう。

 

便利さや手軽さが売りとなり、それで顧客が付くことを狙いとしている貸し出し金融業者にしてみれば、狙い通りということになりますね。
しかしそういった便利さや手軽さが借金への緊張感をなくし、返済に対して甘い考えを持ってしまう原因になっているとも言えます。
その甘さが多重債務に繋がる恐れ多いにあります。

 

カードローンやキャッシングで少額の借り入れをする際も、それが『借金』であるということを自覚し返済計画をしっかり立てましょう。

借金の返済をするということ

借金をしたら、返済するのは当然です。
「月々○万円の返済」という契約通り、毎月返済していくことになります。

 

その返済について、金利や返済期間、利息の合計を正しく把握できているでしょうか。

 

【Aさんの場合】
年利=18%
借入金額=300,000円
月々の返済額=10,000円

 

Aさんの借り入れの場合、300,000円の借り入れに対して、401,523円支払うことになります。
支払期間は3年5ヶ月、利息合計額は101,523円です。

 

これを借り換えした場合を考えてみましょう。
年利7%に借り換えした場合、同様に月々10,000円の返済として、完済まで3年5ヶ月(41回)が2年10ヶ月(34回)となり、返済期間は7ヶ月(7回)短縮され7万円の差があります。
つまり完済までの利息合計額は101,523円から30,726円となり、70,797円の差額があるのです。

 

借金の詳細は、借り入れするときにしっかりと把握するべきです。
返済計画をしっかりと立て、契約の意思を今一度ご自身で確認するべきです。
同じ金額を借り入れしても、返済合計額にここまで差があるのだとすると、多少手続きが面倒であっても、即日融資が無理だったとしても、金利の安い金融機関と契約したほうが良いということが一目瞭然ですね。

 

借金をするということは、返済やその総額のことまで考えて行わなければいけません。
簡単で手軽な方法ほど、「リスクがあるかもしれない」と考えてください。
まずは契約前に詳細を把握すること、返済中であっても詳細を把握して借り換えをするなどの手段を考えましょう。

 

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