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借金の返済
債務整理をするべきか、返済を続けるべきか、悩んでいるということは当然ですが借金があるということですね。
少なからず借金の返済を負担に感じているということです。
借金の返済は、完済するまで毎月行わなければいけません。
借金の返済には利息が付き、入金をすれば優先的に利息が支払われます。
最近はリボ払いが主流となっておりますので、少ない返済額では元本がなかなか減らないでしょう。
元本が減らなければ借金が終わることはありません。
永遠に続くと感じられるような借金の返済には、不安も感じるでしょう。
まずは借金が今どれくらいあるのか、確認して下さい。
数社からの借り入れがある場合には、全ての金融機関、クレジットカード会社、貸金業者の借り入れ額を確認しましょう。
そして月々の返済額がいくらずつになっているのか、総額いくらになるのか、計算してみましょう。
債務整理をするべきか?
債務整理には、任意整理・民事再生・自己破産の3つがあり、借金が減額されるか、或いはゼロになる場合もあります。
借り入れ総額と月々の返済額を出しましたか?
ご自身の収入と照らし合わせて、返済が可能な金額でしょうか。
「完全に返済は無理」「返済していくことに問題はない」このいずれかであれば、答えは出しやすいでしょう。
しかし「返済するには苦しい」「返済すると生活が困難」「でも頑張れば何とかなるかもしれない・・」この辺りの方にとっては非常に悩むところでしょう。
なぜ悩むのか。
それは債務整理をすることに抵抗を感じるからでしょう。
自分にとって不利益があるから。
デメリットがあるから。
しかし好都合なところもあり、メリットもあるから悩みのです。
では、債務整理をすることで起こるメリットデメリットを書き出してみましょう。
メリット
・借金返済が楽になる、或いは解放される。
・人生をやり直せる。
・誰かに知られることはない。
デメリット
・信用情報機関に金融事故として登録される。(いわゆるブラックリスト)
・3~10年間はローンやクレジットカードの利用や借り入れができない。
・自己破産の場合、財産を没収される。
ご自身で考えられるメリットデメリットを比較して、検討してみると良いでしょう。
考え方次第
しかしデメリットとして挙げられている項目は、考え方次第で「大した問題ではない」と思える可能性もあります。
1つ目の『信用情報機関に金融事故として登録される』に関しては、確かに登録はされますが、一般の方に見られる心配は一切ありません。
信用情報機関の情報は、金融機関や貸金業者が情報を共有するためにあるものですので、ご本人以外の一般の方が問い合わせても情報が漏れることは絶対にありません。
また、一定期間が経過すれば情報は抹消されますので、一生記録が残るものではありません。
2つ目の『3~10年間はローンやクレジットカードの利用や借り入れができない』に関しては、逆に借金ができないことをメリットとして捉えることもできます。
借金ができないということは、借金生活に戻ることはないということですし、場合によっては借金癖を治すチャンスとも言えます。
意思が弱い人にとっては、借金ができないという状況が人生の味方になるとも捉えることができますね。
3つ目の『自己破産の場合、財産を没収される』に関しては、なかなか「大した問題ではない」と捉えることはできないかもしれません。
しかし没収される財産は20万円以上の価値があるもの、現金は99万円を超える額とされており、それ以外を手放す必要はありません。
生活に必要な最低限のものは手元に残すことができますし、仕事や生活に必要不可欠だと判断されれば、20万円以上の価値がある自動車も手元に残すことができる場合もあります。
自己破産で財産が没収されるのは、「申請者のその後の生活がどうでもいい」ということではなく、「借金をゼロにしてもらう代わりに債権者にできるだけの配当をしましょう」ということなのです。
債務整理をすることに踏み切れない方へ
債務整理をするべきか?と悩んでいる方の中には、「やった方が楽になるのは分かっているけど、債務整理をしたら人生お終いだ・・」などと考えている方もいるでしょう。
本当にそうでしょうか?
債務整理は国が定めた制度で、借金の返済が困難になった方を救うための救済措置です。
決して「人生お終いだ」などと考える必要はありません。
むしろ人生の再スタートを切るための制度なのです。
債務整理をした方のほとんどが、「やって良かった」「自分の人生が戻ってきた」「もっと早くやれば良かった」と肯定的に捉えています。
返済が困難になった借金を整理しますか?
それとも返済し続けますか?
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