自己破産をすると家はどうなるの?

自己破産をすると家はどうなるの?

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2016.12.09

借金がゼロになる自己破産とは

借金がゼロになる自己破産とは

自己破産とは、借金の返済が困難になり生活もままならないという人が裁判所に自己破産の申し立てをして、『返済不能』と認められれば借金の返済が免除されゼロになる制度です。

これは国が定めた制度で、借金の返済が困難になってしまった人を救済する措置です。
借金をゼロにするわけですから、債務者にとっては非常に助かる制度だと言えますね。

しかし、やはりそれ相応のリスクがあります。

換価に値する所有物は全て処分の対象となり、さらに7~10年間はローンの利用や借り入れなどは一切することができません。
換価処分された財産は債権者に配当されます。

自己破産では全ての借金がゼロになる代償として失うものがありますが、換価処分をしたくないという方は自己破産ではなく任意整理民事再生(個人再生)など別の債務整理の方法を執ると良いでしょう。
任意整理や民事再生(個人再生)では借金はゼロになりませんが、換価処分をする必要がありません。

自己破産で家を失うのか

自己破産で家を失うのか

上記にありますように、自己破産では換価に値する財産は全て処分の対象となります。
現金の場合は、当面の生活費として99万円までを保有することが許されています。

また、20万円以下のものであれば、換価処分の対象にはなりません。
つまり、99万円を超える現金や20万円を超える価値のあるものは、全て換価処分の対象となるということです。

ですから、家や土地などの不動産は、確実に換価処分の対象となります。
一軒家に限らず、マンションや物件として保有しているアパートなどがあれば、それも対象となります。
自己破産申し立て人は、速やかに次に住む場所を探して引っ越しをしなければいけません。

本人の名義でなければ処分の対象外

本人の名義でなければ処分の対象外

ただし、家も土地もマンションも、自己破産申し立て人の名義でなければ、処分の対象にはなりません。

例えば、奥さんが自己破産するとき、ご主人の名義である場合、或いはその逆。
ご主人が自己破産をするとき、親御さんの名義の物件である場合など。
自己破産をする本人の名義でなければ、換価処分の対象にはなりません。

住宅ローンが残っている場合

住宅ローンが残っている場合

家や土地など、換価処分の対象となる不動産に住宅ローンが残っている場合、住宅ローンも債務の一つですの返済は停止します。

住宅ローンの債権者は抵当権の実行により、家を競売に掛けることができます。
競売に掛けられることを避けるためには、不動産業者に依頼をして任意売却することも可能です。
売却したら住宅ローンの返済に充てましょう。

いずれにしても家を失うことには変わりありません。

家を失うことを避けたい場合、自己破産ではなく個人再生の申し立てをすると良いでしょう。
民事再生の場合、住宅資金特約条件付きがありますので、住宅ローンは支払い続け、ほかの債務に関してのみ減額することができるのです。
ですから、家や土地を失うことがありません。

住宅ローンを完済している場合

住宅ローンを完済している場合

住宅ローンを完済している場合は、住宅ローンが残っているケースとは異なりますが、結果的には家や土地を失うことになってしまいます。

上記にありますように、自己破産をすると換価に値する財産は全て処分の対象となるため、差し押さえられてしまいます。
基本的に差し押さえられた財産は全て現金化され、債権者に配当されるのです。
ですから家や土地も換価処分されてしまいます。

結果的に自己破産をすると、住宅ローンの有無に関わらず自宅を保有することはできないということです。
ただし、自宅が家族名義になっている場合には、換価処分の対象となりませんので、差し押さえられるということはありません。

賃貸住宅に住んでいる場合

賃貸住宅に住んでいる場合

賃貸住宅の場合、もちろん本人の名義ではありませんので全く影響はありません。

以前は、自己破産をしたという事実が知れると退居を言い渡されることもあったようですが、現在、自己破産をしたという理由で退去を命じることは法的に許されません。
ただし、家賃の滞納などがあった場合には、退去命令に従わなければいけません。

自己破産後の家の購入で住宅ローンを組む時

自己破産後の家の購入で住宅ローンを組む時

自己破産をして人生の再生をし、家の購入を考える場合もあるでしょう。

ただし、自己破産後7~10年間は信用情報機関に自己破産をした事実が掲載になっているため、住宅ローンの利用ができません。
ですから、本人名義で家を購入する際には、一括払いか、或いは親族にお金を借りるなどすれば問題はないということです。

7~10年経過して、信用情報機関の事故情報が抹消されれば、問題なく住宅ローンの利用ができるでしょう。
しかし自己破産をしたときの債権者となっている銀行には、債務整理をした人の名簿が残っていますので借り入れは難しいでしょう。

住宅ローンを利用するのであれば、別の銀行を利用した方が審査は通りやすいと言えます。

また、自己破産をした本人ではなく、家族の名義で住宅ローンを利用するのであれば、自己破産をしたことが影響することはありません。
いずれにしても家を購入すること自体には全く影響することはないので、住宅ローンの利用、費用の捻出の件さえクリアできれば問題ないでしょう。


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