過払い金返還請求に時効はあるの?

過払い金返還請求に時効はあるの?

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2016.12.09

過払い金返還請求とは

過払い金返還請求とは

過払い金という言葉を聞くようになって、数年が経ちますね。

過払い金は、利息制限法の上限金利である年利15~20%と、出資法の上限金利である年利29・2%の間のグレーゾーン金利を指します。
このグレーゾーン金利を無効とし、債務者がこれまで利息制限法の上限を超えて支払った金利を過払い金として、請求できるようにしたのが『過払い金返還請求』です。

過払い金返還請求は弁護士や司法書士が請求者の代理人として貸付業者と交渉します。
貸付業者は請求者のこれまでの利用履歴を代理人に開示し、その上で過払い金返還請求に応じます。

過払い金返還請求をすることで、同貸付業者での借り入れができなくなると言いますが、無駄に支払ってきた金利を返還してもらうことの方が重要でしょう。

過払い金返還請求権の時効

過払い金返還請求の時効

過払い金返還請求は過去に借り入れのあった人や、古くから長期に渡って取引がある場合には、調べてもらうことをお勧めします。

「自分は大丈夫」と思っていても、実は調べたら100万円もの過払い金があったという方が多くいます。
現在、過払い金は一人当たり平均100万円程度となっています。

しかし、その過払い金の返還請求をすることに時効があることをご存知でしょうか。

誰かが誰かに対して何かを請求する権利を『債権』と言い、過払い金返還請求も債務者が債権者に対して「過払い金を返してほしい」と請求する権利があり『債権』に当たります。
この『債権』には時効があり、10年間放置していると権利が消滅してしまいます。

つまり、過払い金返還請求権の時効は10年ということです。

民法では、『債権は使わない状態が10年続くと消滅する』としており、過払い金も10年間請求しなければ権利を失ってしまうのです。
これを『消滅時効』と言い、権利を使わずに請求を怠けている人からは権利を消滅し、以降の請求をできなくすることを目的としています。

つまり、請求するつもりがあるのなら、しっかりと請求するという行動に積極的に出るべきであり、権利を使わなかった者を擁護する必要はないという考え方です。

過払い金は知らずに抱えた『請求できる返還金』であり、これまで請求される金額を支払ってきた債務者にとっては「だったら請求しなくても向こうから返還するべきだ」と思うかもしれませんね。
しかし過払い金に関しては、債務者の請求がなければ返還されないものだということを忘れてはいけません。

「めんどくさい」と先延ばしにしていると、請求できる期間を過ぎて時効となってしまいますので、まずは過払い金があるのかどうかを調査してもらいましょう。

時効はいつから10年?

時効はいつから10年?

過払い金返還請求の時効が10年だということはお話ししましたね。
では、その時効は、どの時点からの10年なのでしょう。

このことに関しては、裁判になるほどの論争となりました。
現在、過払い金返還請求の時効は、『取引終了時』つまり完済した日から10年間となっております。

契約日や最後に借り入れをした日から10年以上が経過していても、最終返済日、つまり取引終了時から10年経過していなければ過払い金の返還請求はできます。
すぐにでも、是非調査をしてください。

10年経ったら請求はできないの?

10年経ったら請求はできないの?

では、取引終了時から10年以上経っている場合、過払い金があっても取り戻すことは絶対に無理なのでしょうか?
いいえ、可能性はゼロではありません。

例えば、酷い取り立て行為があった場合や、貸金業法に違反するような行為があった場合には、『不法行為』として捉えることができます。
その場合、違法な行為によって損害を与えたとして、損害賠償を求めることができます。
いわゆる『慰謝料』ですね。

不法行為があれば消滅時効に特別ルールが適用され、不法行為が理由の損害賠償請求権が10年ではなく損害を知ってから3年で消滅時効となります。
取引履歴の開示を受けた時を損害を知った時とすると、開示から3年以内なら最終返済日から10年以上経過していても損害賠償金として過払い金を請求することができます。

まずは行動を起こしてみることです。
古い借り入れがある方、または過去に借り入れがあった方は、専門家に相談をして過払い金調査をしてもらいましょう。


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