民事再生をしたら連帯保証人はどうなるの?

民事再生をしたら連帯保証人はどうなるの?

よく読まれている記事ピックアップ

毎月の借金返済13万円・・・もうこれ以上返済ができないので私はコレで楽になりました

2016.12.09

民事再生で返済義務がなくなる

民事再生で返済義務がなくなる

民事再生の申し立てを弁護士に正式に依頼すると、その時点で返済をストップさせることができます。
弁護士は債権者に受託通知を送り、受託通知を受け取った債権者は債務者に対して取り立てを行うことができなくなります。

民事再生が成立するまで、3~6ヶ月程度の期間を要します。

その間、債務者が返済をして借金の残高が変わってしまっては、民事再生の手続き中も何度も金額の変更をすることになってしまいます。
この期間は返済義務がなくなりますので、返済しなくても取り立てをされることはありません。

連帯保証人の責任

連帯保証人の責任

民事再生は、任意整理のように債権者を選択することはできません。
全ての債権が対象となるため、民事再生の申し立てをすれば連帯保証人が付いている借金も対象にせざるを得ないのです。

連帯保証人は、債務者同様の責任があると言っても過言ではない立場にあり、債権者が請求をすればそれを拒否する権利はありません。
債務者が民事再生をすれば、減額された部分と利息は連帯保証人が請求されます。

例えば、500万円の借り入れの連帯保証人になっていた場合、民事再生をすれば100万円まで返済額を減額することができます。
つまり、その差額400万円+利息は、連帯保証人が行うことになるのです。

減額の割合は金額によって異なりますので、債務者の借金が110万円であれば、連帯保証人が請け負う金額は10万円+利息となります。
自己破産では借金の全額を負うことになりますが、民事再生では借金の一部を支払うことになります。

ただし、連帯保証人には債務者に対する請求権がありますので、全額返済を請求し、交渉すると良いでしょう。
再生計画が終了し、弁済が終わったタイミングで返済を開始してもらえるように交渉すると、承諾を得やすいかもしれませんね。
書面にして残すことが重要です。

しかし場合によっては、請け負う借金の返済ができないこともあるでしょう。
ご自身の借金の返済があって、人の借金まで手が回らないということもあるでしょうし、連帯保証人になったときは収入が安定していたけど、今は一定の収入がないということもあるでしょう。

請求額を見て無理だと判断した場合には、債務整理を視野に入れる必要があります。
ご自身の借金ではないので、非常に判断に迷うところかもしれませんが、連帯保証人になった時点でその借金に対する責任は生じています。

連帯保証人の方が、任意整理、民事再生、或いは自己破産をするケースは実は珍しいことではありません。
返済が難しい・・となったら、弁護士に相談をしましょう。

債務者がしなければいけないこと

債務者がしなければいけないこと

民事再生を考えたとき、債務の中に連帯保証人が付いている借り入れがある場合には、必ず前以て連帯保証人に報告をするようにしましょう。

言い出しにくいことではありますが、必ずバレてしまうことなので、逃げ隠れしても仕方がありません。
連帯保証人になってもらうときばかり調子よくお願いをして、迷惑をかける段階で知らんふりをするのでは人の道に反します。

相手の反感を買うのは当然のことなので、せめて誠意を見せて謝罪をし、連帯保証人の方に支払ってもらうお金を返す努力をしなければいけません。
「連帯保証人になったのだから、当たり前だ」と考えるのは、迷惑をかける債務者の立場からは正当ではありません。

また「合わせる顔がない」という気持ちになるかもしれませんが、人生を再生するための民事再生で、後ろめたい気持ちを持ったままでは前向きに生きていくことが難しくなってしまいます。

謝罪をすることも、誠意を見せることも、相手のためではなく、結果的には必ず自分のためになります。
連帯保証人の方には民事再生の申し立てをする前に報告をし、きちんとした対応を心掛けましょう。


おすすめの人気記事

月給手取り17万円で借金総額380万円、毎月の返済額11万円。もう人生詰んだと思ったが・・・

2016.12.15

あなたの借金いくら減る?無料で今スグ診断します!

2016.12.12