特定調停をすればやっぱり住宅ローンは組めない?

特定調停をすればやっぱり住宅ローンは無理?

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2016.12.09

特定調停の特徴

特定調停の特徴

特定調停は債務整理の中の1つです。

債務整理には特定調停以外に、任意整理民事再生自己破産があります。
特定調停は任意整理と類似した制度で、大きな違いとして裁判所の介入が『ある』か『ない』かの違いがあります。

特徴として、選択した債務だけを整理することができ、その債務のグレーゾーン金利の引き直し計算をして、その上で残った未来利息を免除し、3年(或いは5年)で完済する方法だということが挙げられます。

ただし、債権者と債務者の交渉だけで裁判所の介入がない任意整理と違い、裁判所の介入がある特定調停では和解後の返済が滞ったり返済不能となった場合、給料や財産の差し押さえをすることができる強制執行の効力があります。
ですから、特定調停後の返済には気を付けなければいけません。

特定調停と既にある住宅ローン

特定調停と既にある住宅ローン

特定調停では、整理する債権を選択することができることは上記でも述べましたね。
つまり、『連帯保証人が付いている債務を整理すると保証人の方に迷惑をかけてしまうので、整理の対象としない』や『金利が高い債務なので整理の対象とする』など、自分の都合で整理する債務を選択することができるということです。

ですから、住宅ローンや自動車ローンなど、財産として残しておきたいものや生活に必要なものなどは、整理の対象から外しておけば、失うことはありません。
特定調停は、家を購入して住宅ローンがある方でも、安心して申し立てをすることができる債務整理だと言えるでしょう。

特定調停後の住宅ローンの審査は通る?

特定調停後の住宅ローンの審査は通る?

では、特定調停が成立し、それ以降の住宅ローンの利用はどうでしょう。

特定調停で借金の支払いが楽になったり、いずれにしてもタイミングが良いなどの理由で、特定調停後に家の購入を検討している方もいるでしょう。
家を購入することは可能です。
ただし、住宅ローンは特定調停の成立後5年間は利用することができません。

特定調停は債務整理の1つの方法です。
債務整理をすると信用情報機関に登録され、債務整理をしたという事実が掲載されます。
いわゆるブラックリストというものです。

返済事故情報の掲載は5~10年間となっており、特定調停は5年間の記載があります。
つまり、5年間はクレジットカードや銀行のカードローン、消費者金融などに申込みをしても審査に通ることはありません。
当然、住宅ローンの審査にも落ちてしまいます。

ですから、特定調停の申し立てをしたご本人の名義で住宅ローンの利用を考えているのであれば、5年間は待たなければいけないということですね。

では、『本人名義』でない場合はどうでしょう。
例えば、配偶者や親、成人した子どもなど、本人以外の家族の名義の場合、住宅ローンの審査は通るのでしょうか。

債務整理は債権者本人に対してのみ効力があるものですので、どんなに近い家族であっても全く影響はありません。
ですから、家族の方はお金の借り入れもできますし、ローンの申し込みもできます。

住宅ローンに申し込みをして、万が一審査に通らないことがあったとしても、それは債権者ご本人の債務整理のせいではないということです。

本人名義で住宅ローンを利用する場合

本人名義で住宅ローンを利用する場合

もしも特定調停をしたご本人の名義で住宅ローンを利用したいという場合、やはり信用情報機関の返済事故情報が抹消される5年を待たなければいけません。
また、5年経過したとしても、特定調停の対象となった金融機関や銀行からの借り入れは難しいでしょう。

というのも、信用情報機関の記録は抹消されても、特定調停の対象となった金融機関や貸付業者の記録は消されることはないのです。
「当社からの借り入れを債務整理した人」には、二度と貸し付けすることはないでしょう。

回収できない可能性がある貸し付けは、どこの業者もしないのが当然です。
ですから、特定調停の対象となった金融機関を避け、別の金融機関で住宅ローンの申請をすると良いでしょう。


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