消費者金融からの借り入れが時効となるケース

消費者金融からの借り入れが時効となるケース

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2016.12.09

借金の時効とは

借金の時効とは

『時効』と聞くと、刑事事件を思い出す方が多いのではないでしょうか。
刑事ドラマなどではよく耳にする言葉ですし、実際に「時効まであと〇日というところで逮捕!」などという事件もありましたね。

借金にも時効はあります。
消費者金融からの借り入れであっても、それは例外ではありません。

借金の時効が成立すると、数億円だろうが数兆円だろうが支払う必要がなくなります。
イメージとして、時効を成立させるには『逃げて逃げて逃げ通す!』ことが必要だと思われるでしょう。
もちろんそうです。

借金の時効には、まず数年間支払わないという実績が必要です。
夜逃げをして姿を消し、連絡が付かない状態で債権者から逃げ通さなければいけません。

刑事事件であれば、逃げ通して期限を過ぎれば時効は成立するでしょう。
しかし借金の場合、それだけでは時効は成立しません。

借金の時効を成立させるためには、『時効制度を利用します』という意思表示を債権者にする必要があるのです。
借金を時効の制度で帳消しにすることを『消滅時効』と言い、時効制度の利用を債権者に意思表示することを『時効の援用』と言います。

借金の時効成立の条件

時効成立の条件

①返済しない期間(5年または10年)

借金の時効を成立させるには、一定の返済しない期間が必要です。
その期間は消費者金融やクレジットカード会社、銀行などの金融機関からの借り入れの場合、5年間と設定されています。
友人知人や家族などから借りたお金の場合は、10年間となります。

②時効制度の利用を債権者に意思表示する。

これを『消滅時効援用の通知』と言います。
この意思表示をしなければ、何年経っても時効を成立させることはできません。

時効が成立したらブラックリストは消える?

時効が成立しても信用情報にブラックリストととして載るの?

借金を返済しないでいると、当然信用情報に事故情報として記載されます。
いわゆるブラックリストですね。

では、借金の時効が成立すると、この事故情報はどうなるのでしょうか?
時効が成立した場合の信用情報はどうなるのかというと必ずしも事故情報が削除されるとは限らないのです。

ある貸金業者では消滅時効の援用は認めても信用情報については何もしないという業者もあります。
これは法的な支払い義務はなくなるが借金自体は残るという考えからきています。
借りた側からすれば時効で返済できなかったという後ろめたい気持ちはありますが時効を援用して一から出直すという意味合いもあります。

個人信用情報機関の対応はどうなっているのかというと、ある期間は貸金業者が時効の援用と報告した場合には完済と記載され該当情報自体が削除される機関もあれば貸し倒れや契約終了との報告があれば5年間そう記載する機関があります。

まずは時効が成立したら信用情報機関に情報開示しどのように記載しているのか確認する必要があります。

時効の中断

時効の中断

消費者金融の借入に対して5年間返済をせずに経過し、消費者金融に消滅時効援用の通知をしたとしても、時効が成立しない場合があります。

①消費者金融からの請求

一つは、いわゆる督促です。
本人宛の郵便や電話、口頭などでの請求。

もう一つの方法として、裁判所へ裁判を起こす方法です。
債権者は貸付金の返済をしてもらえない場合、裁判を起こすことができます。
その場合、5年のカウントが止まり、振り出しに戻るためまたゼロ日からのやり直しになってしまいます。

中には「夜逃げで居場所が分からないから、裁判所の通知が届くこともない」と安心している方もいるようですが、それは違います。
裁判は、住所が分からない相手でも起こすことが可能です。
そうなった場合、自分が知らないうちに、知らないところで裁判になっている可能性もあります。

さらに、裁判以外でも『差し押さえ』をされた場合にはカウントが止まって振り出しにもどります。

②債務の承認

債務者が借り入れの事実を認めた場合、『債務の承認』と言い、これも振り出しに戻ります。
これは、1円でも返済をすると『債務の承認』となるため、「返したうちに入らない」と思う金額でも返済すれば認めたことになります。

例えば、逃走の末10数年後に住民票を移したら、いきなり督促が来た!ということがあります。
消費者金融ではありとあらゆる手段で少額でも返済を要求します。

万が一、時効成立後の支払いとなった場合、『債務の承認』として延滞損害金の支払いをすることになるため、借金総額の何倍にもなっているでしょう。

時効のカウントはいつから?

時効のカウントはいつから?

消費者金融からの借金の時効は5年で成立するとお話ししましたが、その『5年間』はいつからカウントするのでしょうか?

一般的な消費者金融では『次回返済日』とされている日の翌日がスタート日となります。

中には、返済期日を決めない貸し付けもあり、その場合は最後に返済した日の翌日からカウントすることになります。
また、一度も返済していない場合には、契約日からのカウントとなります。


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