総量規制の影響で闇金融の利用者が増えた?

総量規制の影響で闇金融の利用者が増えた?

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2016.12.09

総量規制が及ぼす影響

総量規制が及ぼす影響

総量規制は、2010年6月に貸金業法が改正された際に制定された制度です。

『貸金業者は利用者に対して、年収の1/3を超える貸し付けをしてないけない』という制度で、多重債務や返済できないほどの多額な貸し付けを防ぐことを目的としたものです。

かつて消費者金融では、希望額以上の利用限度額を債務者に与え、貸し付け金が過重になり、返済不能に陥る債務者が増えたという経緯があります。
そのことにより、返済できずに自己破産する債務者が過去最高に上り、最悪なことに自殺者を増加させました。
そこで総量規制を適用させたのです。

この制度により、確かに個人が借り入れできる金額は小さくなり、一見、目的が達成されるかのように思えるでしょう。
しかし実際には、借り入れできる金額が小さくなったことで困る人が多くなり、債務者にとっては決して良いことばかりの制度ではなかったようです。

闇金融とは

闇金融とは

闇金融という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
映画やドラマでも取り上げられたことがあるテーマですので、利用したことがなくても、『闇金融』という言葉に馴染みがある方も少なくないでしょう。

闇金融とは、いわゆる非合法な貸金業者のことです。
貸金業界において、国や県への登録は必須です。
正規の貸金業者であれば、どの貸金業者でも登録番号を持っています。

しかし闇金融は登録していないため、登録番号は持っていません。
無登録であるため、貸金業法を全く無視した貸し付けや取り立てを行っても、それだけでは罰則を与えられることはありません。
被害者の訴えがなければ、法的な措置も執ることができないのです。

法外な金利や取り立ては、まさに生き地獄を見ることになるでしょう。
甘い考えで借り入れをすると、一生を台無しにし兼ねません。

「すぐに返すから大丈夫」「しっかり返済していれば、怖い思いをすることはないだろう」
そんな当たり前のことが通用する相手であれば、闇金融に泣く人などいないでしょう。

総量規制が闇金融利用者を増やした

総量規制が闇金融利用者を増やした

2010年6月の貸金業法の改正で総量規制が実施されて以降、借り入れできる金額が小さくなったことで、残念ながら生活に困窮する人が増えたようです。
任意整理や民事再生などの債務整理をする人が増え、法律事務所へ借金に関する相談に訪れる人も多くなりました。

誰しも、「もう少し借り入れできれば、何とかなるんだけど・・」という状況はあるでしょう。
中には、借り入れできないことで別の方法を考えたり、何とか乗り越えられたという人もいるかもしれません。

しかし「どうしても、もう少しの借り入れが必要だ」と考える人にとっては、貸し付けできない正規の貸金業者より、貸し付けしてくれる闇金融に救われると錯覚をしてしまう方もいるようです。
総量規制が実施されて以降、闇金融を利用した人、或いは闇金融の利用を考えたという人は増えています。

確かに、本当に困っているときに「これ以上の貸し付けはできません」と言われる正規の貸金業者より、「総量規制オーバーでも大丈夫!」と謳っている闇金業者は魅力的に感じるかもしれません。

しかし考えてみてください。
相手は闇金融です。
正当な言い分など通用しない相手だということを忘れてはいけません。

返せると考えていた金利は、思っていた以上に恐ろしく高く、契約のときには優しくて親切だった担当者も、金利の支払いができなければ豹変します。
借金をしている事実を職場にバラされ、何度も何度も迷惑な電話をかけ、職場を辞めざるを得ない状況になった闇金利用者は多くいます。

仕事を辞めざるを得ない状況に追い込まれても尚、返済を求められ、親戚や近所にまで言い触らされます。
闇金融が斡旋する違法な仕事をさせられ、給料を巻き上げられ、さらには別の闇金融から借り入れさせて返済させます。

「ちょっとだけだから」「すぐに返すから」
そんな当たり前のことが通用しないのが闇金融です。
絶対に利用してはいけません。

借金の返済に困ったら、債務整理を視野に入れて専門家に相談しましょう。


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