借金生活から子供との生活を守るために私が下した決断とは?

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毎月の借金返済13万円・・・もうこれ以上返済ができないので私はコレで楽になりました

2016.12.09

父の他界

父の他界

私は大学を卒業して、電機メーカーに勤めました。
父が小さな電気屋をやっていたので、いずれは後を継ぐ意思もありました。

父が倒れたのは、私が30歳のときです。
前年に結婚をして、妻はお腹に子供を身篭っていました。
父は倒れて4日で、あっという間に他界してしまったのです。

私はそれまで勤めていた電機メーカーを退社し、父の電気屋を継ぐことになりました。
帳簿を見ると、売り上げのほとんどは出張修理でした。
商品の売り上げは、電池などの小さなものばかり。

そのまま経営を続けていては、とてもじゃないけど家族が生活していくだけの収入にはなりません。
母と同居することになり、私の肩に大きな責任が圧し掛かりました。

私は電機メーカーに勤めていたころの貯金と退職金を使って、店の改装をしました。
明るく入りやすいお店を目指して、店のイメージを変えてみました。

しかし、やはり家電量販店が主流となっている現在、町の電気屋さんで家電を購入する人などほとんどいません。
そんな中、妻が出産のために退職をし、我が家の収入はさらに減ってしまったのです。

借金の始まり

借金の始まり

改装のために貯金を使ったので、貯金はほとんど残っていませんでした。
出産費用は辛うじて残してありましたが、生活費を補うために遣えるお金はありませんでした。

私はそれまで一度もしたことがない借金の申し込みをしました。
店の運転資金として銀行から200万円の融資を受けたのです。

この時期に子供が無事に生まれ、私も妻も頑張ろう!という気持ちを強くしたのです。
しかし同じ時期に、店で使っていた軽トラが故障。
買い替えを余儀なくされ、自動車ローンで120万円利用しました。

自営ですから収入は安定しません。
子供が熱を出せば病院へ連れて行き、それだけで家計は火の車となってしまいます。

家計の遣り繰りと私の母との同居で妻は疲弊し、大きなストレスを抱えるようになりました。
顔を合わせれば言い合うことが多くなり、小さくてまだ理解できない子供が泣き出すこともありました。
生活苦が全ての原因です。

私は、妻に隠れて消費者金融から50万円の借り入れをして、妻に渡しました。
当面の生活費の補てんです。

しかしそうなると、その50万円の返済も加わり、銀行からの融資、自動車ローンと合わせて、毎月の返済は10万円近くなってしまったのです。
そんな中、子供が1歳半になったころ、妻も働き出しました。

二人の収入で何とか遣り繰りしていましたが、店の売り上げが少ない月は本当に大変でした。

子供との生活を守るために

子供との生活を守るために

そしてある日、妻から離婚を切り出されたのです。
その時、子供は3歳になっていました。
決定的な生活費の不足と、私の母との同居、全てが妻にとってはストレスだったようです。

子供の洋服やオモチャはほとんどがいただき物のお下がりでしたし、妻も新しい洋服を買うことはなかったようです。
食事も妻の工夫で何とかなっていましたが、育ち盛りの子供の栄養を考えると不安があったようです。

私の収入と妻の収入から借金の返済がされる訳ですから、妻にとっては離婚をして自分の収入で生活した方が良かったのでしょう。
「そもそも自営業の人と結婚した覚えはない!」と言われ、何も言い返すことができませんでした。

私は、断腸の思いで店を畳むことを決心しました。
父が遺した電気屋ですが、背に腹は代えられません。

昔のよしみで、電気メーカーに勤めていたころに取引があった会社で拾ってもらうことができたのです。
借金の返済はありますが、安定した給料とボーナスで生活の立て直しができました。

母との同居は解消し、私たちは近くにアパートを借りました。
電気屋を畳んで、貸店舗として家賃収入を得られるので、母は母の生活が確保できています。

今は借金の返済が大変ですが、妻と子供に新しい洋服を買ってやれる日が1日も早く来てほしいと思います。

店を畳んだことは、天国の父には本当に申し訳ないことをしたと思っています。
それでも、妻と子供の笑顔を見ていると、これで良かったと思えています。


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