多重債務者が住宅ローンを利用をすることはできるの?

多重債務者が住宅ローンを利用をすることはできるの?

よく読まれている記事ピックアップ

毎月の借金返済13万円・・・もうこれ以上返済ができないので私はコレで楽になりました

2016.12.09

多重債務者はどこまで借り入れができる?

多重債務者はどこまで借り入れができる?

多重債務者とは、数社の借り入れをしている人のことです。
具体的には、5社以上の借り入れがあることを指しています。

現在、貸金業法による総量規制という制度があり、『総額が年収の1/3を超える貸付をしてはいけない』となっています。
ですから、借り入れ件数が5社未満であっても、年収の1/3の借り入れがある人には、貸し付けをすることはできません。

また同様に、年収の1/3未満の借り入れであっても、金融機関や消費者金融によって4~5社の借り入れがあれば、貸し付けはしないでしょう。

どこの金融機関でも消費者金融でも、多重債務者への新規の貸し付けに関しては敬遠してしまいます。
それは、やはり返済不能となることを懸念するからです。

金融機関や消費者金融が個人にお金を貸すのは、その利息を利益として得て会社の経営が成り立っているからです。
つまり、回収できない相手にお金を貸しても、全く商売にならないどころか、下手をすれば回収不能となって赤字を食らってしまうのです。
ですから、金融機関や消費者金融では、確実に貸し付けの回収ができ、しっかり利息の支払いもしてもらえる顧客を求めているということです。

仮に、申し込みの際に借り入れ件数や借り入れ総額を実際の借金よりも小さく申告しても、信用情報機関から正確な情報を取り寄せますので、嘘はすぐにバレてしまいます。
信用情報機関には、借り入れ件数や借り入れ金額、返済状況まで事細かに掲載されていますので、万が一、滞納や踏み倒しなどの返済事故があった場合も隠すことはできません。

信用情報機関には、銀行系の『全国銀行個人信用情報センター(KSC)』クレジットカードや信販系の『株式会社シー・アイ・シー(CIC)』消費者金融系『株式会社日本信用情報機構(JICC)』の3つがあり、情報を共有しています。

そして、各機関に加盟している金融機関や消費者金融だけが、情報を閲覧することができます。

住宅ローンについて詳しく解説

住宅ローンについて詳しく解説

不動産会社から不動産を購入する場合には住宅ローンを利用するのが一般的です。

通常であれば住宅ローンを利用する場合には保証会社から保証を受けることになります。
金融機関では融資を行う前に事故情報や収入、他の金融機関からの借入状況などを審査基準として審査が行われます。

保証会社が付いている場合には、金融機関が損失を被ることはないので審査基準が緩やかになります。
保証会社は債務者の代わりに返済を行う可能性があるので、求償に備えて不動産に抵当権を設定します。

債務者が不動産を売却するには、基本的に住宅ローンを完済して抵当権を抹消することが必要です。
保証会社が債務の保証を行う場合には、知人などに保証人を頼む必要がありません。

かつては住宅ローンの利用に保証人を立てる必要がありました。
一般的に保証人を立てるのは難しい傾向がありますが、保証会社を付けることで気軽に住宅ローンを利用できるようになりました。

また住宅ローンを利用する際には団体信用生命保険に加入するのが一般的です。
団体信用生命保険は債務者が死亡したり重度の障害を負うなどで返済が不可能な場合でも代わって返済を行います。
そのため遺族に借金を遺すことがありません。

また団体信用生命保険により債務を完済して借金の負担のない不動産を売却すれば遺族年金の代わりとすることもできます。

給与所得者は住宅ローンの利用にあたって所得税控除の制度が存在します。
所得税控除を受けるためには年収から各種控除を行った合計所得が3000万円以下で、住宅ローンの利用期間が10年以上などの条件があります。
条件を満たした場合には年末時点での住宅ローン残高の1%分の所得税が還付されます。控除期間は最長で10年です。

多重債務者の住宅ローンの審査はどうなる?

多重債務者は住宅ローンを利用することができるのか…

お金を借り入れには、必ず審査があります。
それは住宅ローンも同様です。

審査では、申込者の属性(年齢、勤務先、勤続年数、年収、家族構成など)や、現在の他社借り入れが大きく影響します。

本人の申告だけでなく、上記の信用情報機関に問い合わせをして情報を取り寄せるため、誤魔化すことはできません。
信用情報機関から情報を取り寄せる際には本人の同意が必要ですが、そこで同意しなければその時点で審査に通ることはありません。

ですから、多重債務者であることは隠し通すことはできないということです。

住宅ローンの利用では、年収、頭金、借り入れ額のバランスが重要です。
また、完済時の年齢や勤務先の勤続年数も重要視されます。

もしも過去に多重債務があり、すでに完済している場合、返済当時に滞納などの事故がなければ住宅ローンの利用に影響することはないでしょう。
しかしもしも延滞や債務整理をした経緯がある場合には、5~10年は住宅ローンの利用はできないと考えたほうが良いでしょう。

ただし、延滞や債務整理などの返済事故の対象となった債権者やその系列の銀行などでは、事故があった記録が消されることはありません。
つまり、系列銀行で住宅ローンを利用することは無理だということです。

では、一度でも多重債務者になれば、一生住宅ローンを利用することができないのでしょうか。
それは違います。

上記にもありますように、信用情報機関の記録は5~10年で抹消します。
そうなれば、住宅ローンの利用も可能でしょう。

また、「そこまで待ちたくない」と言う場合には、多重債務者ご本人の名義ではなく、家族の方の名義であれば多重債務が影響することはありません。
借金は個人のものなので、家族に影響することはないのです。


おすすめの人気記事

月給手取り17万円で借金総額380万円、毎月の返済額11万円。もう人生詰んだと思ったが・・・

2016.12.15

あなたの借金いくら減る?無料で今スグ診断します!

2016.12.12