特定調停とは?

特定調停とは債務整理の中の一つです。
債務整理は、『任意整理』『自己破産』『個人再生』、そして『特定調停』の4種類あります。

 

任意整理は債務者(または代理人)と債権者が直接交渉をして執行することができ、自己破産や個人再生は裁判所が認めた上で執行されます。
特定調停は、簡易裁判所に調停を行う旨を申し立て、裁判所が選考した調停委員にサポートしてもらいながら債権者との話し合いを進めていきます。
話し合いをするという意味では任意整理と同様ですが、特定調停では代理人を立てずに債務整理を行います。
そのため費用が安いというメリットがあります。
調停委員がいるので、特別な専門知識がなくても大丈夫です。

 

ただし、裁判に必要な書類を自分で作成しなければいけませんので時間と手間がかかります。
費用を抑えて時間と手間をかけるか、多少の費用をかけて全てお任せするかの選択になりますね。

 

任意整理の場合は同様のことを弁護士か司法書士が代行してくれるため、依頼をすればあとはほとんど弁護士か司法書士にお任せすることができます。
依頼した段階で債権者に通知が行き、通知を受けた債権者による取り立てや督促は貸金業法によりストップされます。
一方、特定調停では債務者本人が何度も裁判所に行くことになります。
金融機関別に行うことになりますので、借り入れ件数が多ければそれだけ裁判所に行く回数も多くなります。
その他、事情聴取で月に一度は裁判所に行くことになるので、時間も労力も手間もかかるということです。
調停が成立すると裁判所で調停調書が作成され、2週間以内の意義の申し立てがなければ確定されます。
調停調書には借金返済の条件などが記載されており、双方の合意を得なければいけません。
調停調書の内容に背いた場合は強制執行を行うことができるため、債務名義となります。

 

債務名義にすることが、実は特定調停のデメリットになります。
万が一、借金返済が滞った場合、債権者は督促や訴訟を起こすことなく強制執行を行うことができます。
ですから、万が一にも借金返済を1日たりとも滞らせることはできません。
調停に沿った借金返済を確実に継続していく必要があります。

 

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