任意整理の特色

任意整理とは、借金の整理をする方法『債務整理』の中の一つです。
債務整理には、任意整理・自己破産・個人再生・特定調停の4種類の方法があります。

 

例えば、自己破産や個人再生を執行すれば全ての借金を対象にして整理することになりますが、任意整理の場合は整理したい債務を選ぶことができます。
仮に6社からの借り入れがあっても、3社だけ任意整理することが可能なのです。
また、任意整理を弁護士に依頼すれば、法的に督促がストップされます。
弁護士に依頼した時点で受任通知が各債権者に送付され、貸金業法21条で『受任通知受け取り後は債務者に直接取り立てをしてはならない』と定められているのです。
ただし、個人で任意整理を申し立てた場合は督促はストップされません。

 

そして任意整理は裁判所の介入がないため比較的短期間に手続きが完了するという点でも、債務整理の中では簡単な手続きだと言えるでしょう。
また、債務整理の中では最も他人に知られにくい方法でもあります。
任意整理は自己破産や個人再生に比べて執行後も社会的な制限が少なく、家族や会社などにもバレにくいのが特徴です。

 

ただし、任意整理は利息の引き直し計算で過払い金がなければ、金利の免除がされるだけで元金は一切減ることはありません。
ですから借金をした最初の契約で5年返済や10年返済となっている場合、任意整理で3年返済になっても月々の返済額が減らないこともあるのです。
減らないどころか、増える場合もあるでしょう。
返済総額は利息がない分だけ減額となっていますが、月々の返済額が減らなければ任意整理をした意味がないとも言えます。
ですから、任意整理の依頼をする時には、債務整理の経験が多く得意としている弁護士事務所に依頼することをおすすめします。
実際に返済できるかどうかを考慮し、経験からアドバイスできる弁護士が良いでしょう。

任意整理の手続き

任意整理は債務整理の中の一つです。
債務整理を考えている方の中では、任意整理を選択する方が最も多くなっています。

 

任意整理には裁判所は介入しませんので、債権者と債務者(代理人)が直接交渉することになります。
支払いが困難になった借金から金利分が免除され、支払いを楽にしてもらえます。
金利の高い借金をしている方にとっては、非常に有効な救済措置と言えます。
支払い可能な金額まで引き下げてもらえますので、確実に返済していくことができます。
また、借金の全てを整理しなければいけないわけではなく、整理したい借金を選択できるという点も良いですね。
裁判所の介入がないため手続き期間も短く、ほかの債務整理に比べて手続きは簡単に終わります。

 

では任意整理の手続きはどのように進めていくのでしょう。
本人が個人的に手続きすることも可能です。
しかし債権者との交渉があることなどを考慮すると、やはり弁護士や司法書士に依頼したほうが良いでしょう。
弁護士や司法書士を選ぶときには、やはり敏腕で信頼できる方が良いですね。
債務整理を得意としている弁護士や司法書士もいますので、インターネットなどを利用して探してみると良いでしょう。
やはり得意分野として債務整理を行っている弁護士や司法書士は、経験も豊富ですので債権者との交渉に負けることもほとんどありません。
最終的には無料相談に行ってみて、直接話した感触で判断すると良いですね。

 

依頼する弁護士や司法書士が決まれば、あとは書類を揃えるだけでOKです。
債権者との交渉や裁判所での手続きは、全て弁護士や司法書士が行ってくれます。
依頼をすれば債権者にその旨を知らせる通知は送られ、取り立てや督促を一切ストップします。
貸付法で定められていますので、以降の取り立てや督促は違法となります。
また、手続き完了以降は依頼した弁護士や司法書士の事務所に返済をするので、任意整理の依頼とした段階から貸し付け金融業者との関わりはなくなります。

 

手続きにかかる費用は、最初に着手金、手続き完了後に成功報酬という形で支払います。
成功報酬は1社あたりの金額となりますので、複数の金融業者から借金をしている場合には、その分費用も高くなります。
しかし費用の支払方法は分割も認められていますので、大きな負担にはならないでしょう。

 

借金返済でお困りならコチラ