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上手な節約
借金の返済のためには、やはり節約や倹約は必要ですね。
返済する金額を決まった収入の中から捻出するわけですから、それまで通りの生活をするよりも倹約したほうが返済がスムーズになります。
しかし、闇雲にお金を遣わない生活をしてしまうと、生活に張りがなくなりますし、人生を楽しむこともできなくなってしまいます。
例えば、スーパーの特売日に安く食材を仕入れて自炊生活をすることは、非常に実りのある倹約です。
しかし、友達に誘われた映画を「お金を遣いたくない」という理由で断ってしまうのは、どうでしょう?
必死で借金を返済して、気が付いたときには気を許せる友達がいなかった、休日を一緒に過ごすパートナーがいなかった、という風になってしまっては本末転倒です。
一体、何のために頑張って借金を返済したのでしょう。
友達を失くし、パートナーと離別する結果が待っているのだとしたら、そんな虚しいことはありません。
節約や倹約は、『お金を使わない』という意識ではなく、『無駄をなくす』という意識を持つようにすると良いですね。
借金返済中も人生のうち
借金の返済は当然の義務ではありますが、返済しているときは「借金から解放されたい」「早く返済して楽になりたい」と思っているのではないでしょうか。
借金から解放されたら、「あれもしたい」「これもしたい」「欲しいものを買い物したい」「美味しいものを思いっ切り食べたい」そんな風に人生を楽しもうと思っている方は多いでしょう。
しかし、がむしゃらに働いて必死に返済して、ようやく完済したとき、楽しむ術がなくなっていては虚しいだけです。
それでは、借金で失ったものが大きすぎます。
もちろんお金をかけて楽しむことや、まるで借金がないような楽しみ方はできません。
しかし、ただただ返済のための毎日を送っていては、モチベーションを保つことはできないでしょう。
借金返済中も人生のうちです。
大切な人生の一部だと考えると、小さな癒しや細やかな楽しみはどんなときでも必要ではないでしょうか。
そのためには、返済一色にならないような返済計画を立て、無茶な借金はしないことです。
目標を持つこと
ダラダラといつまでも借金を背負って、一生返済に追われる生活を望んでいる人などいないでしょう。
借金の総額を把握して、毎月いくらの返済をして、いつまでに完済できるのか、重要なのは返済計画です。
節約・倹約生活で浮いたお金が、完済後には貯金できるお金になったり、好きに使えるお金になったりするのです。
その日を想像すると、ひとつ楽しみができませんか?
目標を持つことは大切です。
倹約、返済、生活のバランスを
倹約は大切です。
しかしそれは、常にケチケチした生活をするということではありません。
倹約するところと遣うところをしっかり区切ることが大切です。
友達との付き合いで出費があった月には食費を節約して調整する、など工夫が必要ですね。
また、逆に自分に甘く「なんとかなるさ~」ではいけません。
返済をするということと、楽しみを持つということを両立するためには、やはり節約・倹約が必要になります。
借金をするということは、決して悪いことではありません。
困ったときに助けられ、お金を借りることでピンチを切り抜けることもあるでしょう。
また、自分の収入では買えないものを購入することもできます。
ただし、返済が必要なのです。
返済が困難になり、苦悩し、返済することが負担になって生活苦に見舞われては、本末転倒です。
そうならないためにも節約・倹約を心掛け、しっかり返済することが大切です。
節約・倹約、返済、生活を楽しむということのバランスが取れていれば、借金を完済するまでの道のりも険しいだけではなくなるのではないでしょうか。
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