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家族にも話せない借金
借金が知らず知らずに増えてしまって、気が付いたら大変なことになっていた!というケースは、実は少なくありません。
また、ご自身の借金のことを誰にも話せないという方も多いですね。
個人的なお金事情は、なかなか人には話せないものです。
例えば、独身の方であれば親御さんにも話せないという方、既婚者では配偶者に内緒で借金をしているという方がたくさんいます。
それだけ、借金をするということに後ろめたさがあったり、プライドを保つためには邪魔なことであったりするのでしょうか。
最近、非常に多いのが、妻に内緒で小遣いの足りない分を借金で賄っているという方や、夫に内緒で生活費の補填のために借金をしているという方です。
どちらも、借金を辞める区切りが非常に付けにくい理由ですね。
また、同様に、ギャンブルで負けた分を借金で穴埋めし、それが習慣化してしまっている方もいます。
どこか自分に非があるような借金の理由で、少しの後ろめたさが誰にも言えない借金となっているということですね。
抜け出せない借金苦
こういったケースは大変深刻です。
つまり、借金が増える要素が多い上に、増えれば増えるほど言えない状況になり、孤独な状況で悩むことになってしまいます。
誰にも相談できない借金は、返済できなくなると更に別のところで借金しようという考えを招いてしまいがちです。
ご自身の中で、家族にバレないように穴埋めすることが正解となってしまうのです。
そうなると、雪だるま式に借金は増えていきます。
A社の返済をB社で借金して支払うと、支払った金額の中の数%が金利となって入金され、元本にはその残りが返済されます。
さらに、B社で借り入れた分にも金利が付くため、思ったように元本が減らないうえに、さらに借金が増え、何を買い物したわけでもないのに借金だけがどんどん増えてしまいます。
そこまで行くと、自力で抜け出すのは困難でしょう。
誰かに話す勇気
一人で抱えて考えて、結果的に借金が膨らんで返済が困難になってしまったら、なるべく早い時期にどなたか信頼できる方に相談しましょう。
親御さんや配偶者、兄弟姉妹や会社の上司など、信頼できる方に全て正直に話してしまいましょう。
もちろん、それまで秘密にしてきた借金を人に話すのは非常に勇気が要ることです。
一人で抱えきれないものを、いつまでも『秘密にする』という選択にしがみついていても何の解決にもなりません。
叱られるかもしれません、呆れられるかもしれません、許してはもらえないかもしれません。
しかし、一人で抱えて悩んでいる場合、まずはどなたかに相談することが非常に大切な一歩となります。
このとき、決してしてはいけないことに、『嘘の申告をする』ということがあります。
借金があるというところまでは話しても、できるだけ叱られないように、呆れられないように、軽蔑されないように、借金の金額を小さめに話したり、「返済はできるんだけど」と強がるなど、無駄な嘘をつくことで話しは余計にややこしくなってしまいます。
嘘は必ずバレてしまいます。
また、嘘をつくことでますます信頼を失ってしまいますし、そんな人を助けようなどとは思えなくなってしまいます。
特に借金の金額や返済状況などは、調べればすぐに分かることですから、初めから正直に話すことです。
専門家への相談が借金問題解決の近道
金額や状況によっては、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。
いくつもの症例を見ている債務整理を得意としている弁護士であれば、適切な対応で必ず良い方法を提示してくれるでしょう。
緊張も不安もあるかもしれませんが、相手は専門家ですので心配は要りません。
安心して相談しましょう。
まずはお電話やメールでお問い合わせをしてください。
借金問題はひとりで悩まずに…
どうか、悩んで眠れない日を過ごすよりも、信頼できる人に相談してください。
配偶者や親兄弟でも良いでしょう。
頼れる会社の上司や、信頼できる友人でも良いでしょう。
もちろん、専門家でも良いです。
ひとりで悩むよりホッと楽になるでしょうし、遥かに良い考えが生まれるはずです。
まずは現状を打開するためにも、一歩踏み出す必要があるのです。
勇気が必要ですね。
しかし、借金が多額になって八方塞がりになることより、誰かに話すことのほうがよほど楽ですよ。
勇気を持って、相談してください。
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