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言えない借金の理由
実は、意外と多い「嫁に言えない借金があるんだ・・」というケース。
逆に、「旦那に内緒の借金があるの・・・」というケースもあるでしょう。
そもそも、堂々と申告できる借金であれば、配偶者に秘密にすることはないでしょう。
ただし、借金そのものを嫌悪している配偶者であれば、『借金をする』ということを隠す必要があるかもしれませんね。
しかし隠している借金の多くは、『言えない理由』であることが多いようです。
・不倫や浮気
・風俗
・パチンコなどのギャンブル
・買い物依存症
・意味もなくダラダラと借りた
こんな理由では、確かに配偶者に呆れられて、場合によっては離婚ということもあるかもしれませんね。。
借金を秘密にしているとこんな事態に…
借金を秘密にしていると、自分だけの使えるお金ができたようで最初は救われた思いかもしれませんね。
しかし借金を返済していく上で、返済していくお金を捻出しなければいけません。
その返済するお金も、秘密で捻出することになります。
万が一、生活の中で大きな出費があったり、何かしらの理由で返済にお金が回せない場合は、誰にも相談できずに悩み苦しむことになるでしょう。
利息だけを支払うことになれば、借金はなかなか減ることはありません。
また、返済しないことで督促があれば、どこか他社から借り入れをして借金の返済に充てようとするかもしれません。
滞納が続いた場合
万が一、滞納が続けば、督促が厳しいものになっていくでしょう。
「返済しなければ」という焦りと同時に、家族にバレるのではないかという不安を味わうことになります。
その危機を運よく乗り越えたとしても、事故情報は信用情報機構などに残ります。
いわゆるブラックリストです。
「いずれ自分たちの家を建てよう!」などと夢を持っていても、事故情報があれば住宅ローンの審査は通りにくいでしょう。
また、子どもの教育ローンを利用しようという局面でも、同様のことが言えます。
返済が困難になった場合
万が一、どうしても返済が困難な状況になった場合、債務整理をすることができます。
しかし、債務整理をする際、家族に知られることなく手続きをすることができるでしょうか?
もしかしたら任意整理であれば、依頼した弁護士や司法書士の協力があればバレないように手続きをすることが可能かもしれません。
しかし、裁判所の介入がある民事再生や自己破産では、家族にバレずに手続きすることは、依頼した弁護士や司法書士の協力があっても無理でしょう。
言えない借金の現状
実際には、借金をしている主婦の半数近くが夫に秘密にしています。
また、借金をしている既婚男性の4割が、やはり妻に秘密にしています。
それが可能であることが、手軽に借り入れできるようになったことに繋がった要因の一つだと言えるでしょう。
自由になるお金は魅力的でしょう。
しかしそれで手に入れたものは、そこまでして必要なものだったのでしょうか。
配偶者を欺き、返済のために何かを犠牲にし、仮に返済が困難になれば迷惑も心配もかけてしまいます。
多くの方が返済できなくなって、配偶者に借金の事実を申告しています。
そのときには、自分では返済が困難でどうすることもできない状況だということがほとんどなのです。
配偶者に話す場合
完済するまで秘密にするつもりだった借金が、もしも返済困難な状況になってしまったら、呆れられても叱られても、勇気を持って早めに配偶者に申告するようにしましょう。
専門家への相談も含めて、きちんと誠意を持って話さなければいけません。
その時、自分が不安から解放されることで、代わりに配偶者が不安になるということを忘れてはいけません。
大切なのは、正直な申告、誠意ある態度、深く反省すること、言い訳や言い逃れをせず、配偶者の怒りや悲しみや憤りをきちんと受け止めるということです。
もしかしたら離婚ということもあるかもしれませんし、場合によっては両家揃って話しをするということもあるかもしれません。
しかし、それでも返済が困難になってしまったら、話さなければいけません。
一人で孤独になって悩んでいる場合、まずは専門家に相談してみましょう。
費用の心配は要りません。
法律事務所のほとんどが、借金の無料相談に応じています。
「配偶者に話さなければいけない」ということも含めて、相談すると良いですよ。
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