離婚した場合に夫婦間の連帯保証人はどうなる?

離婚した場合に夫婦間の連帯保証人はどうなる?

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2016.12.09

夫婦間の連帯保証人

夫婦間の連帯保証人

住宅ローンの利用や借金などで、連帯保証人が必要な場合があります。

連帯保証人は他人にはなかなか頼みにくいものですし、頼んだところで承諾してもらえない場合もあります。
何より、迷惑をかけることがなかったとしても、お金が絡んだ関係になることでそれまでの関係が保てなくなってしまうことも考えられます。

また、親兄弟姉妹も結婚してそれぞれの家庭があると頼みにくいものです。
ですから借り入れするために連帯保証人が必要だとなると、夫婦間で連帯保証人になるケースが少なくありません。

夫婦の場合はお互いに信頼しているでしょうし、同じ家計で生活しているため、借金を踏み倒される心配もありません。
ただし、万が一、債務者である側が自己破産をした場合には、連帯保証人となっている配偶者も自己破産しなければ、借金の返済をゼロにすることができないというネックがあります。
双方共に自己破産をすると、夫婦二人で信用情報機関に返済事故情報が登録されてしまい、どちらの名義でも借り入れやクレジットカードを作ることができなくなってしまいます。

また、債務者である側が仮に任意整理や民事再生で借金の額を軽減させようとすると、軽減された分の返済は連帯保証人となっている配偶者に請求が来るため、自己破産以外は意味がないものとなってしまいます。

離婚後の連帯保証人

離婚後の連帯保証人

連帯保証人になるときは仲のいい夫婦でも、それが生涯継続するとは限りません。
何かしらの原因があって、婚姻関係が破綻することもあるでしょう。

では、離婚をした場合、連帯保証人はどうなるのでしょう?

「離婚したんだから連帯保証人じゃなくなるはず!」「もう関係ない人だから、連帯保証人は外してほしい」

残念ながら、離婚と連帯保証人は関係がありません。
婚姻関係が破綻しても、連帯保証人の契約は全く別のものですので、離婚したからと言って連帯保証人でなくなるということはありません。

そもそも連帯保証人の契約は、債務者と取り交わしたものではなく、債権者と連帯保証人が取り交わした契約です。
ですから、離婚をしても連帯保証人であり続けることになるのです。

連帯保証人を外すには

連帯保証人を外すには

当然ですが、離婚をしたら連帯保証人を外してほしいと思う方がほとんどでしょう。
元配偶者の借金返済で、万が一でも迷惑をかけられるのは御免です。

また、連帯保証人という形で繋がりを持っていることも、気持ちが重いでしょう。
どうにかして、連帯保証人を外すことはできないのでしょうか。

残念ながら、連帯保証人を外すことはできません。
もちろん債権者の承諾が得られれば外すことは可能でしょうが、債権者がOKを出すということは考えにくいことです。

というのも、その借金の契約は、その連帯保証人が『人的担保』となって成立した契約です。
ですから、契約を根本的に変更するような『人的担保』を外すということは、まず考えられないことなのです。

連帯保証人から解放されるには

連帯保証人から解放されるには

それでも、どうしても元配偶者の連帯保証人から解放されたいという場合は、方法がないわけではありません。

別れた元夫婦が借金と連帯保証人で繋がったまま、二人そろって自己破産する羽目になったケースは少数ですがあることです。
そうなる前に、手を打ちたいところですね。

①借金の借り換え

借り入れの残債によりますが、連帯保証人不要で借り入れが可能な金額であれば、離婚前に借金の借り換えをすると良いでしょう。

②借金の組み替え

離婚前に新規借入の契約ができれば、元の借金を一括返済することで連帯保証人を抹消することができます。

③別の連帯保証人を探す

元配偶者の代わりに連帯保証人をお願いすることができる人がいる場合、新たな連帯保証人として債権者が認めることにより、連帯保証人を外れることができるでしょう。
ただし、新たな連帯保証人を用意したからと言って、承諾されるケースは少ないでしょう。

④固定資産を担保にする

債務者か親族が資産を所有している場合、借金の担保に資産をいれましょう。
ただし、必ず審査に通るわけではありません。

このように、連帯保証人から解放される方法は、いくつかあります。
全てが上手くいくとは限りませんが、これらのことを頭の隅に入れておいてもいいのではないでしょうか。

とにかく、離婚後に連帯保証人をそのままにしておいたり、共同名義になっている住宅をそのままの名義にしておくのは、トラブルの元になります。
離婚が成立する前にきちんと話し合って、連帯保証や共同名義を解消するようにしましょう。


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