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闇金のイメージ
闇金は映画やドラマ、漫画などで見たことがあるという方も多いでしょう。
利用したことがない方でも、何となくイメージはできるのではないでしょうか。
恐らく、ほとんどの方がサングラスに派手なスーツ、強面のチャラチャラした人をイメージするでしょう。
しかし実際には、そんなに分かりやすい闇金ばかりではありません。
中には普通のサラリーマンにしか見えない人もいますし、大学生風の若い人もいます。
一見して闇金と分かる人の方が少ないでしょう。
ですから、闇金だと分かりにくいのが最近の闇金なのです。
闇金の広告
闇金の広告と言えば、『自己破産をしていても大丈夫!』『5社以上の借り入れがあってもOK!』『ブラックOK!』などいう甘い謳い文句が有名ですね。
それはまさに闇金融で、闇金融以外でこのような条件で貸し付けをすることは考えられません。
また、最近ではインターネットに広告を出している場合も多く、正規の消費者金融で借り入れが難しい方でも利用が可能な条件が設定されています。
それは金融機関や消費者金融で借り入れが難しい方にとっては非常に魅力的に感じられるかもしれませんが、闇金融にとってはただ“カモ”を引き寄せる餌だと考えなければいけません。
闇金の勧誘
闇金では、ダイレクトメールや電話、チラシのポスティングなどでの勧誘も行います。
一度でも闇金融を利用したことがある方は、名簿に記録され、闇金業界で情報を共有されていることが考えられます。
ですからダイレクトメールが届いたり、電話で勧誘をされたりすることがあります。
勧誘広告に書かれていることに引っ掛からないように気を付けてください。
・多重債務者、大歓迎!
・他社で審査に通らなかった方、可能です!
・確実融資!
・300万円まで融資可能!
・ブラック、OK!
・金利2%で融資可能!
・電話一本、即日融資!
などの謳い文句が目立ちます。
しかしこれらは貸金業法を全く無視した条件となっており、正規の貸金業者では有り得ないものばかりです。
条件に釣られてはいけない
そもそも、貸金業者はお金の貸し付けをして、その利息を利益としている商売です。
利息をもらえなければ利益は上がりませんし、返済ができない場合には赤字になることが考えられます。
また、返済できないほどの貸し付けをしないことも貸金業者の責任となっています。
ですから、“ブラック”や“多重債務者”など、返済能力に期待ができない人にお金を貸すようなことはしません。
つまり闇金融は、返済ができない人からも強引に取り立てをするし、本人から回収できなければ親族や職場にまで迷惑をかけることも辞さないということです。
「条件が甘い」と感じたら、それは闇金融です。絶対に釣られてはいけません。
知らずに利用しないように
上記のような“広告”や“勧誘”で判断が付かない場合、貸金業登録番号を確認すると良いでしょう。
正規の貸金業者であれば、きちんと登録をして登録番号を持っています。
しかし非合法な闇金融は登録をしていないため、登録番号は持っていません。
また、日本貸金業協会の会員として加盟していれば、日本貸金業協会会員番号を持っています。
日本貸金業協会は、貸金業者が安心で安全な経営をしているかを見守る独立法人で、正規の貸金業者であれば会員になっています。
チラシやポスターなどの隅のほうに貸金業登録番号と日本貸金業協会の会員番号の記載がない場合には、闇金融だと思って間違いないでしょう。
闇金融は絶対に利用してはいけません。
万が一、利用した場合、必ず酷い目に遭わされるでしょう。
どんなにお金に困っていても、闇金融を利用するくらいなら現状のほうがまだマシです。
絶対に利用しないでください。
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